はじまり

はじめての出張喫茶は渋谷にあるユーロスペースという映画館でした。
山岡大佑監督(現在「全力映画」というプロジェクトに参加中)の

ロストガール』という作品の宣伝をお手伝いしていた流れで、
ご来場のお客様にコーヒーを配ることになったのです。

 

早めにスタンバイして、チケットの売れ行きを睨みながら、
コーヒーを入れ続けていました。
無料配布のコーヒーですから、厳しいことをおっしゃる方がいないのは当然ですが、

自分で焙煎と抽出を担当しおいしいと思うコーヒーを
たくさんの方に直接手渡すことは幸せな経験でした。

きっとこのことが何しろすべてのはじまりだったと思います。

 

カネコーヒーという名前は、
神保町の映画館“神保町シアター”で出張喫茶をする際、
告知するのに何か屋号が必要ですね、ということになり、
現支配人に冗談みたいに付けてもらった名前です。
なんとなくはじまった名前なのですが、

私の苗字カネコ+コーヒーという分かりやすさと、

実家の「カネテツ」に近い響き、

そしてコーヒーの焙煎という職人的な領域とのほほんとした名前のギャップが気に入って使い続けています。

支配人にサラッと書いてもらったわたしの似顔絵も

これまた別のスタッフさんにハンコにしてもらい、あちこちで大活躍してきました。

 

 

振り返ってみると、

一人チマチマと続けてきたことが、
いろんな方の手によって実体を得てきたような感じがします。

Posted in 設立日誌 by kanecoffee at 6月 22nd, 2012.

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